ChatGPTを普通に使っていたら、いつの間にかかなり複雑になっていた
無料、Plus、Pro。
さらにGPT-5.6 Luna、Sol、GPT-6 Astra。
Instant、Medium、High。
普通のChatとは別にWorkもある。
私はChatGPT Plusを使っているけれど、「結局、自分は何を使えていて、何を選べばいいんだ?」となったので、一度整理してみることにした。
※この記事は2026年10月2日時点の情報です。ChatGPTはかなり頻繁に仕様が変わるので、最新情報はOpenAI公式もあわせて確認してください。
結論:Plusなら、普段はGPT-5.6 Solを使えばいい
先にかなり乱暴にまとめると、
- 無料版 → GPT-5.6 Luna中心
- Plus → GPT-5.6 Solが使える
- Pro → Solのさらに上の設定やGPT-6 Proまで使える
- PlusでもWorkならGPT-6 Astraを使える
という違い。
私自身はPlusなので、普段のChatはGPT-5.6 SolのHighを基本にして、利用制限に当たったらInstantへ戻すくらいの使い方でよさそうだと判断した。
無料・Plus・Proの違い
大きな違いだけに絞るとこんな感じ。
| Free | Plus | Pro | |
|---|---|---|---|
| 月額 | 無料 | 20ドル | 100 / 200 / 500ドル |
| 通常Chatの基本モデル | GPT-5.6 Luna | GPT-5.6 Sol | GPT-5.6 Sol |
| Medium / High | ― | ○ | ○ |
| Extra High | ― | ― | ○ |
| GPT-5.6 Sol Pro | ― | ― | ○ |
| GPT-6 Proを通常Chatで利用 | ― | ― | ○ |
| ChatGPT Work | ― | ○ | ○ |
| WorkでGPT-6 Astra | ― | ○ | ○ |
| 利用上限 | 小さめ | 拡張 | さらに拡張 |
OpenAIによると、FreeとGoではGPT-5.6 Lunaが使われ、GPT-5.6 SolはPlus以上の対象有料プランで提供される。PlusではSolのMediumとHighまで、ProではExtra HighとSol Proまで利用できる。
Plusは月額20ドル。Proは現在100ドル、200ドル、500ドルの3段階があり、500ドル版ではWorkやCodexでAstra Ultrafastも利用できる。
LunaとSolは何が違う?
これもかなり単純化すると、
Luna=速さ重視
Sol=より複雑な仕事向け
と考えると分かりやすい。
無料版で使われるGPT-5.6 Lunaは、日常的な質問を速く処理するモデル。
一方、GPT-5.6 Solは、コーディング、調査、知識作業、科学、デザインなど、より複雑な作業を想定したモデルとして説明されている。
Plusに入っているなら、わざわざLunaを基本にする必要はなく、普段はSolでいいと思う。
Instant、Medium、Highは「頭の種類」ではない
最初ここが分かりづらかった。
Instant、Medium、Highは別モデルというより、
同じSolにどのくらい考える時間を与えるか
の違い。
イメージとしては、
| 設定 | 私の使い分け |
|---|---|
| Instant | 普通の質問、文章チェック |
| Medium | 商品比較、記事構成、判断 |
| High | 複雑な比較、重要な相談 |
| Extra High | Pro向けのさらに重い推論 |
私は「間違った回答をなるべく減らしたい」という理由でHighを基本にしている。
もちろんHighにすれば絶対に間違えなくなるわけではない。
特に最新情報や制度、価格などは、モデルの思考時間よりWebで最新情報を確認しているかのほうが重要な場合もある。
ChatとWorkも別物
さらに2026年には「Work」が追加された。
普通のChatは、
「これどう思う?」
「この2つならどっち?」
「この記事の構成変じゃない?」
というように、AIと会話しながら考えるのが得意。
Workは、
「この資料全部読んで比較表を作って」
「調査してレポートを完成させて」
「ファイルを確認してExcelを作って」
といった、複数の工程をまとめて渡す用途。
OpenAIはWorkを、調査や分析、接続したアプリやファイルを横断した作業、文書・表計算・プレゼンなどの完成物を作るためのエージェントとして説明している。
かなり雑に言えば、
一緒に考える → Chat
作業をまとめて任せる → Work
でよさそう。
いつこんなに複雑になったのか
実は2026年夏以降、一気に変わっている。
2026年7月9日:ChatGPT Work登場
長めの複雑な仕事を任せるための「ChatGPT Work」が発表された。
Plusにも順次提供される形になった。
2026年8月6日:GPT-5.6が大きく更新
PlusとPro向けにGPT-5.6 Solが更新され、どのくらい考えさせるかを選ぶ推論設定が追加された。
同時にFreeとGoではGPT-5.6 Lunaが標準モデルになった。
2026年9月3日:GPT-6 Astra登場
GPT-6 Astraが発表された。
コーディング、調査、コンピューター操作、複数工程の仕事などが強化され、文書・スプレッドシート・プレゼンの作成にも対応するモデルとして登場した。
2026年9月14日:自動Thinking切り替え廃止
PlusとProでは、InstantからThinkingへ自動的に切り替える仕組みが廃止された。
つまり現在は、「これはちゃんと考えてほしい」と思ったら自分でMediumやHighを選ぶ意味が以前より大きくなっている。
こうして並べてみると、分かりにくいのも仕方がない。
2〜3か月の間にモデルも料金プランも操作方法もかなり変わっている。
Plusを使っている私の結論
現時点では、私はこんな使い方でよさそうだと思っている。
普段の相談:GPT-5.6 Sol High
↓
Highの制限に当たったら:Sol Instant
↓
大量の調査やファイル作業:Work
↓
さらに重い仕事ならWorkでGPT-6 Astra
これなら普段からモデルを何度も切り替える必要もない。
Proも気になるけれど、PlusでSol HighとWork+Astraまで使えるなら、まずはここを使い切ってから考えても遅くなさそうだ。
ChatGPTは進化して便利になっている。
ただ、モデル名まで一緒に増殖しているので、そろそろAIに「今のChatGPTの使い方を説明して」と聞かないとChatGPT自体の使い方が分からない。
今回はまさにそれをやった。

